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2020/01/15

粉飾決算の恐ろしさ

粉飾決算という言葉を聞いたことがあるかと思います。

ここ最近、粉飾決算が原因で倒産した件数が増加しているようです。

東京商工リサーチによると、2019年における「粉飾決算」倒産は前年の約2倍に急増しているとのことです。ここでいう粉飾決算とは、企業が融資を受けやすくするために、売上の過大計上や経費を翌期に計上したりして、財務内容が良くなるように操作することです。

私は税理士ですから、多くの中小企業の財務についてご相談を受け、決算書もたくさん見てきました。

実際のところ、故意、悪意の具合は様々ですが、粉飾している会社は相当数ありました。

ただし、決算書を見ただけで粉飾決算に気が付くのは相当難しいです(税理士でも100%見抜くのは不可能でしょう)。同じように、融資を実行する金融機関だって気付かないことが多いのです。

粉飾決算に気付かれず、融資が受けられるのであれば粉飾決算した方がいいじゃないかと思うかもしれませんが、粉飾決算には大きなリスクが伴います。

粉飾決算というのは、やるのは実は簡単です。例えば、来期分の売上を今期に計上してしまえば売上を過大に計上できます。しかし、それを元に正すことは難しいです。

一度粉飾に手を染めてしまうとその後どんどんと粉飾の度合いが大きくなり、収拾がつかなくなってきます。また、粉飾をしているとどうしても矛盾が生じるので、金融機関への説明も難しくなります。

そして、もし粉飾が金融機関にばれてしまった場合には、その後の取引は難しくなるどころか、借入金の一括返済を迫られても文句は言えません。

粉飾決算をしてしまうけっかけは、融資を受けたいという理由以外にも入札参加のためや取引先の与信管理の関係などいろいろな理由がありますし、社長もしたくてやっているわけではないと思います。

しかし、一度手を出してしまうと、本当に軌道修正が難しいですので、粉飾に頼らない経営をして頂きたいと思います。

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